弟から急に「人生で一番悩んだ1日だった。とにかく今電話したい」とラインがあり、仕方がない、夜遅く日付をまたいで電話で話しました。
就活相談でどの企業を選べばよいか迷っているという事だったのだけど、最後に「誰を幸せにしたいの?」と話をしました。
で、彼は本当に悩んでまた迷子になったと言っていたけれど、翻って私が同じ質問を自分にした時に、「自分を幸せにしてくれる人」でした。
例えば、彼氏。彼氏にはとても幸せになってほしいな、と思うし、自分ができる事ならその幸せに貢献したいなと思うけれど、それは彼が私を幸せにしてくれるし、やさしいから。
同じように、途上国の開発を勉強したり自分が見たようなアフリカの人たちにインパクトを与えられるようなビジネスを作りたい、と思ったのは、自分がケニアで沢山沢山助けられたからでした。
20歳の時に単身ウガンダに行って、初めてのアフリカで、最後1ヶ月急遽一人旅をすることになって、本当に大変な事が沢山あったけれど、その度にまわりのケニア人に助けられて、色んな人に救われてきました。一方で、自分たちに当たり前のようにあって彼らにないものを沢山みました。だから、私たちがギフトとして持っていて、彼らが持っていないものを何か少しでも貢献したいと思ったのです。
ま、要はこういう事。
人間は、少なくとも私は、そんなにいい人でも博愛的な人でもないから、誰を幸せにしたいか、という問いに対する私の答えは「自分を幸せにしてくれる人」だと思います。
仕事でそれが出来たら、いつか誰かのために、という温度でやるよりも楽しいと思います。
それが今できてるかは一言で言えないので、それは別にして、堂々とこうして生きようと思いました。
ちなみに、最後に優しさの話をしたら、「いつの間にそんなに大人になったんだ。前は椅子に、、、(略)」と言われました。
もう立派な大人だよ、お姉ちゃんは。