フェリーの着いた瞬間、ここは私の場所だと思いました。
満面の笑顔で迎えてくれる人々、太陽の光を受けて光るエメラルドの海、緑で覆いつくされた島、そして透明度100%の海とグラデーションをなす白い砂浜。
1泊しかしないなんてありえない。埠頭に足をつけた瞬間、延泊を決め込みました。
ホテルまではこの埠頭から小舟で20分。小舟の待つエリアで私のホテルの看板を持ったお兄さんを見つけました。
微妙に愛想の悪い彼は、なんかあんま英語通じないんだけど、「トイレ行って戻ってくるから待っててね」と言って、私はトイレに行きました。
が、帰ってきると、どこを探してもいない。。。
周りの人が「Hey beautiful」といっているのを、「I know I know」と受け流しつつ、必死におのお兄さんを探す。彼らに聞いたら、「あっちだよ」「こっちだよ」と言われ、行ってみるけどいない。
はあ?
別のお兄さんに手を引かれ、隠れ家みたいなところに連れて行ってもらうと、そこにさっきのお兄ちゃんがいて、もう船は行っちゃった、と。
つまり、置いて行ったんかい。怒
ぷいぷい怒っていると、隠れ家のお兄さんたちが、笑って「Don’t worry~2時間後に出るから」って。
に、2時間後、、、おいTT
そういえばお腹すいたし、ランチ食べますか、と島唯一の小さいタウンをうろうろ。同じような店(パターンは3つで、レストランか、デニム短パンを前面に出す水着屋さんか、手作り細工屋さん)が並んでて、迷いそうだったけど、比較的綺麗めなレストランにしました。WiFiがあったからです。(ホテルは「午後6時までは電気通らない」と言われていてWiFiもないと思ってた。実際はWifiはあったけど)
てなことで、お昼に美味しいグリーンカレーを頂き、デニム短パンを買い(買ったんかいw)、埠頭に戻ってきました。
そして、ついに、ホテルへ。
おぉ~!!!立派ー!!!
バンガローヴィラ、私はすっかり気に入りました。
バルコニーにはベッドマットが敷いてあって、涼しい風が通って海がちらりと見えて。
でもま、こんな私なので、着いてそこでくつろぐでもなく、着替えてそっこー海へ!!!!

あああ~~~最高。
ぴっかぴかのエメラルドの海に一人、仰向けで浮いて、不思議な雲の浮かんだ空を見上げる。
この完璧さをなんと表現致しましょう。
このね、頭が心地よい冷たさの水に浸かって、全身大の字になって、力を抜いて海を浮く瞬間が、大好きなのです。耳は水の中だから、外界の音が一切聞こえない。空しか見えない。全てに満たされるのです。
(気を付けないと、意外と波に流されて沖まで出てるからねw)
そして、もう1つ好きな瞬間は、平泳ぎで水をかく自分の腕が見えるとき。
大きな海、透明な水の中の腕は、必死にもがいているけど、どう考えてもか弱い。でも、ちゃんと進みたい方向に進んでるんですな。
こうしてピピ島生活は始まりました。