マレーシア立ち上げ「誰をバスに乗せるか」

常夏の国から着いた飛行機のタラップで頰に当たる冷たい夜風に、夏の恋しさよりも肩の荷がおりてほっとしたのは、人生で初めての経験でした。

今回、マレーシア1国の立ち上げを担い、現地でスタッフのリクルーティングからOn-boardまで、なんとか一段落。

正解がない中で自分が信じるベストを尽くす事、限られた期間と予算の中で課題を遂行する事。

もちろんプレッシャーも感じるし、途中これで良いのかなと思ったりもしたけれど、最後に、
「If your boss would send someone else to Malaysia, we will call him!!!」
と言ってもらえた時、やりきったと思えたとともに、振り返って自分自身が1つ前に進めた事を実感して少し喜ばしい気持ちになりました。

今回、出張の大きな目的であった現地チーム作りについて、備忘録。

JDを出す所から、スクリーニングをして、何十とオンライン・オフラインで面接をして、Trialを通して決めていく中で、正直、失敗に思えるインタビューも沢山あったし、焦点が定まりきらず迷いもしました。

スキルや人格、料理へのパッション、様々な要素が絡む中、上司とも話す中で私の中で欠かせないものとして固まってきた、一番大切なことは、 「世の中を良くしたい」という強い思い です。

振り返ると、それは、 「誰をバスに乗せるか」 という事なのかな。

私はCookpadの「Make everyday cooking fun」というミッションは、「Make cooking fun」ではなく「Make everyday cooking fun」である事に大きな意味があると思っていて、
単にCookingをFunにするならEntertainmentで良いわけで、Everyday cookingをFunにする事には、一発でなく一人ひとりの日々に密着する分、もっと深く、数にしても時間にしても幅広い人々に対して与えるインパクトを目指したもの、と思っていて、 そのインパクトに対して、とことん震える事が出来る 人とチームを作れたら幸せだと思っていました。

なんかうまく言葉に出来ないけれど、要は、単に料理が好きだ、とか、このマーケティングのスキルが活かせそう、とかではなくて、最終的に世界にどういう価値を届けたいと思っているか、それに対して、Cookpadのプラットフォームの可能性を想像して共感できるか、ということなのでしょうか。

もっと簡単に言うと、各々の想像やビジョンは違うかもしれないけれど、「世の中を良くしようよ」と全員がそこだけはSureだよね、と言える状態を作りたい。

現実には、正直、最初からピタリとハマる全て揃った人が見つかる事はまずないのでしたが、 「世の中に意味あることを届けたい」という思いは全員が共有出来る 、立ち上げメンバー3人がジョインしてくれて、こうしてTeam Malaysiaは発足されました。

まだまだやる事やりたい事は山積ですが、新しく仲間になった3人のスタッフと、コミュニティを0から築いて行く事に胸が高まります。

 

しかし、採用は本当に難しい。基本的に人は似ているようで違うから、というのがその理由であり、言い訳はいくらでも見つかるけれど、そうしていても始まらない。

個人的にはある程度出たとこ勝負な所を、どれだけ確度高く出来るか、と、出た所でどれだけうまく柔軟に対応できるか、という所な気がするけれど、そのスキルは自分にはまだないから、失敗させてもらうしかないのです。ベストを尽くして失敗して学ぶ。バットは振らないと当たらないからね。

 

 

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