弟・ラクロス大学の1年間。ガッツポーズに込められたその意味は。

あけましておめでとうございます。

年末年始は家族でカナダで過ごしました。

バンフでスキーしたり、ママのホストファミリーの結婚式に参加したり、私が留学していたUBCを訪ねたり。

思い出しても爆笑してしまう面白い事がいーーーっぱいあったのですが(主にパパw。中小路家は永久不滅です@カナダ編も、絶好調のパパが私の記憶の中で圧倒的な存在感を発揮しています)、
今日は気が向いたので、弟について書いておきます。

バンクーバーは姉弟の二人旅で、基本的にありとあらゆる馬鹿なこと些細なことで馬鹿笑いしていたのですが、1つだけ残したい話がありました。

お姉様はマリオットホテルの朝食会場で、ホロ泣きするというまさかの事態。あんなチョロくて不器用だと思っていたのに、まっすぐにラクロスというスポーツと自分に向き合い、ひたむきな努力で強くなっていく姿に、鳥肌が立ちました。

@Vancouver

最終日の朝、朝食も食べ終わりの頃に、ふと、去年一年はどうだったか、という話になりました。

弟は、当然の事ながら、ラクロスが彼の99%を占めているので必然的にラクロスの話になります。

で、去年は今までで一番苦しい一年だった、というのです。1つ大きな山を乗り越えた、とも。

「俺はラクロスをわかっていなかった」と言うのを聞き、私も前のめりに。すると、どうやらこういう事でした。

1年生の頃はポテンシャルをみるため、個人の技術力で評価されます。例えば、シュートが早いとか、カウンターパスが得意だとか。

で、わっくんは個人技では優れていたため、評価されていたほうだったのです。たしかに、1年生にしてはすごく沢山試合に出ていたし、あすなろカップでは最優秀選手にもなっていました。

ところが、3年生になって、評価されない=試合に出られない時期が続きます。ついには、Bチームに落ちてしまいました。

挫折の中で気づいたのは、個人技からチームプレーへの脱皮の必要性でした。

ラクロスは9人でやるスポーツ。自分がチームの中でいかに力を発揮するのか、はたまた、仲間をどう活かすか。

自分に足りないものに気づいた時、色んな先輩に「動画をみろ」と言われ、真面目だから見ていたもの、その動画の見方でさえ変わるようになったといいます。

そして、ようやく理解と努力が形になったのが、学生リーグの対中央大学戦。

試合を決める2つのシュート。

ガッツポーズに込められたのは、挫折を乗り越えて掴んだ大きなシュートの喜びでした。

得意なプレー「首振り」。他の子がシュートとかグラボとかライドとか書く中で、「首振り」ってなんのことかしらと思っていたのですが、「首振り」とは、ボールを持っている人からパスを受け取るように見せかけて相手を惑わす技のことだそうです。要は、チームプレーそのもの。表に出ないかもしれないけれど、チームとしての役割を果たす、ということなのかな。挫折をして体得した事、それが1年の集大成の試合のパンフレットに載っていた。これを数ヶ月たって知った姉は、なんともまっすぐなわっくんらしいなぁ、と思ったのです。

@YVR airport 普通にキモいw 質実剛健でこんなひょうきんなキャラではないのだけど最後に気が大きくなったのかな。

というわけで、バンクーバ最終日、素敵なマリオットの朝食会場で、ナプキンで涙を拭くアジア人の女の子とそれを笑うパジャマの男の子という、なんとも面白い絵面が出来ました。

まったく、英語はほとんど通訳しないとだし、異文化に弱くて胃に穴が空いたらしいし、かと言ってつけ麺食いたいと言うし、基本的に不器用でスローだから、私はとんだお荷物を引きずっていると思ったのですが、ま、馬鹿でしかないことにやばいほど笑ったのと、私に騙されてばっかな泣き虫もこうなったか、と感動した話もあり、楽しいバンクーバー姉弟旅になりました。

姉も姉で忙しいので、たまに観に行くくらいですが、最後の1年、悔いのないように頑張ってください!心から応援しています。

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