青空と 田んぼの緑に さまよえり@島根5句

書き留めたメモをみると、2018年8月、この日ここでしか詠めないような句を詠んでいるようで。

のどぐろの うまさに黒さ 忘れけり

宍道湖の朝食。ビュッフェに置かれたのどぐろを何尾も食してしまう。写真は最後の1皿。パン・オ・ショコラとコーヒーで終わりにしようと思ったのに、ついついのどぐろを載せてしまった。

さて、のどぐろの喉が黒いのは、なぜか。それは、深海で大きく口を開けた時に、周りの色と同化することで、小さい獲物に逃げられず沢山食べる事ができるため、だそうです。

はて、私もそんな獲物の1つとなり、喉が黒い事も忘れて、食べ続けたのです。そして、そのあまりの美味しさに”黒”、憂いさえも忘れてしまうのです。

 

あつき夜 想いと 人と ピザ窯で

Pizza Mia Shimaneは、子供も大人も大盛況。島根が暑いのはもちろん、私たちの準備を重ねてきたプロジェクトへの想い、集まった沢山の人々の熱気と温かい心、そして30枚焼きつづけたPizzaのOvenのおかげで、すっかりあつい夜になってしまったなあ。

 

青空と 田んぼの緑にさまよえり

祭りから明けた朝、駅までの道をひたすらに歩く。すると、稲田の緑、そしてどこまでも続く空の青さに包まれて、不思議な気分になる。それは、ぽんと空間に投げ出されて、どちらに行ったらよいか、目指すべき方向を見失ったような感覚と、何をしてもきっとどうにかなるだろうという感触。なんとも今の私を映しているようだなあ。

夏空を 見上げつ 浸かる 玉造
前夜の祭りが明け、ゆっくりと玉造温泉の湯に浸かる朝。空を見上げると、雲がゆうゆうと動いていて、のどかな夏を感じる事よ。
夏雲や玉作く 祭の 夢の跡
玉造の地で、翌朝あてもなく田んぼの中を歩いていると、玉であるPizza生地をつき続けた昨夜のお祭りが、遠いむかしのように感じられるなあ。
岡山に続く。

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