3つの心得の振り返りんご【卒業旅行・プラハからブダペストまで】

旅も前半が終わった所で振り返りをしておこうと思います。

プラハに始まった旅。

はじめての東欧に心躍らせ、昼夜を問わず余すところなく遊び、食べたいものは全部食べ、今に至ります。

何よりも何よりも、出会いが旅の楽しさに最大貢献しているのは、お世辞でも見栄でもなく、本心です。

旅の振り返りにあたり、出発時にパパっと立てた心得3つに沿ってみたいと思います。

カレル橋@Prague

1. Sightseeingではなく、「観光」を

「観光」の語源は、「国の光を観る、もって王に賓たるに利し」(易経)

国によって異なる「光」を観て、糧にしたい、という事でしたが、どうでしょう。

Partly achieved, partly not.という所でしょうか。

つまり、全身で光を感じる事が出来ていると思う一方で、それを消化しきれていないというのが正直な所です。

この旅は、本当に本当に面白いです。

この面白さを伝えるには、紙幅が狭すぎるので、他の項に譲るとして、ここで言いたかったのは、行く場所行く場所で全く異なった歴史とそれが織りなす文化があるのですね。

それを本当に全身で感じて、’光’として1つ1つに衝撃を受けています。

で、そこから何を抽出するかですが、特にバルカンが歴史も複雑で、理解が追い付かず、それは良いとしても、見たもの聞いたものを自分自身の経験と感じ方として言語化できるまでに至っていませんね。早いうちにやらねば。

しかし、ここで1つとても言いたいのは、
「日本の’光’を最も見ている」という事です。

旅行によってほかの国の’光を’見てくるつもりが、日本のそれを見ている。

例えば、ハンガリーでGaborと話していた時の事。

すごく日本の事を良く言ってくれて、例えば?って聞くと、例をたくさん挙げてくれたのだけれども、興味深かったのが、「同じ企業なのに違うものを持っている」という点です。

彼が言うには、マクドナルドで、食べ終わった後にトレーを片付ける時、ハンガリーのマックではごみ箱を開ける際にゴミ箱の口を押さなければならないけれど、ごみが通る際にその口に触れるから汚い。
その汚いゴミ箱の口を手で空けて、自分たちのごみを入れなければならないのは、とてもAnnoyingであると。

ところが、彼が日本に来た時、同じようにマックに行くと、そこには’発明品’があった、というのです。

日本のマックのごみ箱では、口が上下対になっていて、上側を押すと下側も完璧に開くから、口が汚れることなく全てごみが入るのです。

こうした小さな所まで、ものすごく気を払っていて、人々が隅々まで快適に暮らせるように色んな工夫が組み込まれているのが日本だと。

それが、エレベーターのボタン1つを押せば全機が呼ばれるシステムもそうだし、同じマクドナルドのごみ箱の蓋もそうなのです。

なるほどなあ、と。

わたしは、短くて忙しいはずの日本の滞在で、そこまで細かいところまで気づいて、それを一般化しているGaborがすごいな、と単純に驚きましたが、その通りなのですよね。

あまりにも日常に組み込まれた目に見えない後押しに囲まれているから、外の人の目から見て指摘されるまで気づかなかったりするのです。

歴史も同じです。

Gaborとハンガリーの歴史と日本の歴史を比べていると、どれだけ日本が他の民族の影響を受けず、固有の文化を築き上げてきたかが明らかになります。

ハンガリーはかわりばんこに色んな民族による侵入・攻撃、抑圧・支配を受け、そのために文化はミックスして固有のものがなかなかない、と。一方で、日本には固有のものばかりで、Gaborはそれがうらやましいとさえ言っていました。

私にしてみれば、オーストリア帝国の遺産も、オスマントルコの影響も文化として取り込んで、今でさえそれが見える文化を持つハンガリーも非常に興味深いと思いますが。

さておき、こうして、他の国も光を観ようという目標に対し、実は「自分の国の光を観ている」というのが最もかもしれない、と思ったのです。

Double Gaborが案内してくれた~!Gabor(左)はクックパッドハンガリーのCountry head @Budapest

2. 不安と自信

「何かあっても誰か絶対助けてくれる」という根拠のない自信が、最も勇気づけてくれる。

つまり、自分で解決する事ばっかり考えずに、人を頼てたら強いな、と思っていたのですが、アドオンがあるとすれば、それは自分が相手に与える事を自覚的に意欲的である場合に可能になる、という事です。

「何かあっても誰か絶対助けてくれる」という根拠のない自信なんて、突き詰めると「くそみそに図々しい者勝ち」という事になりますが、それはこちらが少なくとも与える気があって初めてなのだ、と気づきました。

「私も何か与えられるよ」少なくとも「与えたいな」と思えばこそ、人を頼れるのですね、何かあった時に助けるねって言えるから。

この気持ちがバックボーンとしてないと、なかなかやたらめったらに人を頼れなくなるわけです。

シェーンブルン宮殿。Sisiに強く心打たれた。@Vienna

3. 飛べない豚はただの豚、飛だ所でブタはブタ!

はい、あれほど気を付けなさいと言ったのに、案の定、フォアグラの食べすぎで気持ちが悪くなりました。笑

最終日のランチ、Gaborが連れてってくれたブダペスト1のフォアグラレストランで、前菜にフォアグラ、スープにフォアグラスープ、メインに大きなフォアグラをご馳走になりました。

美味しい美味しいとばっちり完食して、Gaborにいったんさよならを言いました。

いざ1人で最後の街歩きに出て、アルコール5%くらいのサイダーを飲みつつ歩き、電車に乗ったら、うう気持ちが悪い。

途中下車して、ホームのベンチにうずくまり続け、小1時間。ようやく少しずつ回復して、その後控えていたドナウ川ナイトクルーズには完全回復した状態で楽しめましたとさ。

フォアグラは我が大好物なのです♡

ということで、今回はこれまで、本当に出会いに恵まれて、これ以上が想像できないくらいJust perfectです。

余裕がさらに旅を素敵なものにしてくれて、学び多き旅となっております。

圧巻のドナウ川ナイトクルーズ

(Prague->Vienna->Bratislava->Budapest)

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