テクノロジーの時代に生きて<卒論・序論③>

21世紀はテクノロジーの時代であります。

今や、世界5大陸に散らばった人々がインターネットを通じて会議を行い、出先にいながら家のエアコンのスイッチを入れ、ECサイトを開けば自分の好みの商品がレコメンドされ、その購入ボタンを押すと早ければ45分後に家に届く。やっとの思いで取得した運転免許も単なる紙になる日もそう遠くはないでしょうし、15か国を旅し各国の紙幣で膨れ上がった財布に文句を言うのも数年後には「懐かしい」と思うようになるかもしれない。

そんな目覚ましいテクノロジーの発展は、途上国開発という分野においても徐々に浸透し、様々なチャネルで影響を与え始めています。そして、テクノロジーは途上国の一足飛びの発展を可能にすると期待のまなざしを注がれているのです。

例えば、従来、ラストマイルの流通網のために、国連などの諸機関や各国のODAなどから数十億ドルの予算を投じて過疎地帯に道路を敷いていた所、ドローンを飛ばして物資を供給すれば、道路や橋を敷くコストや時間をすっぽり省く事が可能になります。

実際、丘が多くインフラ整備が進んでいないルワンダでは、2016年7月から「Zipline」というスタートアップがルワンダ政府と共に血液のドローン輸送に取り組んでいます。現在は、ルワンダの病院の大半を占める21の医療施設と提携し、1日500回に及ぶ配達で、山間部の人々に血液を届け、命を救っています。(https://amp.review/2017/07/24/drones-in-medical-field/)

途上国開発において、テクノロジーは、誰にどのような影響を与えるのだろうか?また、テクノロジーが途上国の発展に貢献するとは何を意味するのだろうか?

上記のような綺麗な成功事例を見聞きし、テクノロジーの可能性に興奮を覚えた私は、私たちが進むべき方向性を考える一助とするため、そして、将来、自らがビジネスサイドで途上国開発に貢献したいという夢につなげるため、本論文で、テクノロジーの途上国開発への貢献を扱う事に決めたのであります。

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