カサブランカ~アフリカの窓で温かく送られて~

カサブランカは、色んな所で色んな国籍の人から良くないという噂を聞いていたので、覚悟して、飛行機のための最低限の滞在にしていました。

が、カサブランカ、素晴らしかった。何しろ人が良くないと聞いていたのにも関わらず、本当に人が最高だった。

 

モロッコ最後の夜に温かくもてなしてくれた、’喜捨’の心あふれるムスリムの女の子

私が、ハッサマンⅤモスクで、のんびりしていた時、全身イスラムの恰好でベールをまとった方が、「写真とってあげる!こういうのはいつでも人に頼まなきゃだよ~」って言って、カメラを渡すと色んな角度から写真を撮ってくれました。

モスク自体は、すごくきれいで、予想していたのはTouristyで人であふれかえっているのだと思っていたけど、
私が行ったのが夕暮れ時だったからか、落ち着いて静かで、モスクの目の前のベンチに座って、きれいな模様をぼーっとずっと眺めたり、海沿いにぽつんと立っているので海を眺めていたりしました。

その後モスクの周りを散歩しながら、色んなお話をしました。

彼女は2年前くらいに結婚してニューヨークに住んでいて、最近息子とモロッコに帰ってきたっていう可愛い子。

(結婚自体は、結婚後に相手がユダヤ人だと分かり、簡単に言うと文化が違いすぎて自分にとっても息子にとっても良くないから別れた、との事。
どんな風に違うの?って聞いたら、熱く、しかも途中からフランス語で、元夫の女性への態度とかを語りだしたので、ちょっとびっくりしたww)

そして、なんと、「一緒にTypicalなモロッカンレストランに連れて行ってくれる」というのです!!!

本当はお祈りに来たのに、色々案内してくれた挙句、ご飯までご一緒してくれるとの事。

お世話になった以前カサブランカに住んでいた日本人の方が教えてくれたホテルの近くのシーフードレストランに行こうかな、と思っていたのだけど、せっかくなので、地元の子が良い、と言っている所をチャレンジしてみることにしました。
(そして、このシーフードレストランは、ラマダン中につき、休業中という事が後で判明した。)

タクシーに乗って、旧メディナに移動し、入ったのはおしゃれなテントテラス付きのレストラン。

そこで、典型的なラマダン中の食事を食べました。モロッコでハリーラは3回試したけど、ここのが一番おいしかったです。

その後は、きれいにライトアップされた噴水まで連れて行ってくれました。

一緒にいた数時間、この子のムスリムの鏡とも言える喜捨の精神に感動しっぱなしでした。
完全に「与えることが出来る人」なんですよね。

道を歩いていて、募金箱を前にしている人がいたら、コインを渡していたし、私に対しても「Welcome to Morocco」って言って、色んな所を案内してくれる上に、タクシー代もご飯代も一切払わせてくれないのです。

おまけに、ご飯食べてた時に、なんともなしに’your ring is beautiful’って言ったら、あげるって言ってくれて、
「いやいや、そういう意味で言ったんじゃない~!!」って言ったんだけど、
(実際、薬指につけてたので、日本だとそれは既婚の証なのよって言ったら、「へえ、こっちでは左手ならそうよ」っていう話をしてたんです。)
’Of course, I know you didn’t mean it!! It’s a small stuff, but just for the memory’
って言うから、もうあまりにも感動して確かにって思って、受け取りました
でも、私の指太すぎて、薬指にしかハマらなくて、日本じゃ既婚者だよ~って思ってましたww

てな感じで、彼女とはばいばいして、ラマダンの長い夜のディナーのはしごをしに、ホテルの近くのレストラン街にタクシーで参りました。
このあたりから、カサブランカでのタクシーの乗り方を完全につかんだw(キーワードは’Utilizez meter’

 

最後の最後までwarm night

ところが!おすすめして頂いていたレストランが、ラマダン中につき閉まっているのです!!!

人の好さげな店主が出てきて、’Closed!!’って満面の笑みで言ってくる、、、

他のレストランもカフェも、全部コーヒーしかないTT

魚屋さんの隣のレストランが辛うじて軽食がありそうだったので、3年前に習った忘れかけのつたないフランス語で、
’Je vous manger poisson au Casablanca. Avez-vous ca?’
って聞いてみました。

そしたら、置いてないっぽいのです。
他のメニューを見て、あれこれはなしてたんだけど、
「ちょっと待ってね」って言って、魚屋さんに電話をしてくれてるんです。

で、何か一生懸命フランス語で「○○は好きか?××は好きか?」って聞いてくるんだけど、その○○とか××がわからないorz

って思ってたら、そこをしゃれてる若い男の人が通って、こっちを見て、通訳しに来てくれたのです。

で、3人であれが美味しいよね、これが美味しいよね、ってGoogleを使いながら話して、結局シーフードのオーブンチーズ焼き的なのなら今料理出来るっていうので、それをお願いしました。

もちろん誰も他のお客さんいないんで、私だけの為にキッチンを開けて、作ってくれたのです。

しかも彼がシェフだったw コックの服装が似合ってました~><

ついに、来た!!!(さくさくのWi-Fiを使わせて頂いていたTT)

お、おされ~~~~(私はモロッコにいるのではないの!?)

シュリンプやイやマッシュルームがぎっしり詰まってて、とろ~りチーズが程よく焼けていて、とっても美味しかった。
(これで600円くらいなのが、本当に申し訳ない、、、TT)

カサブランカで最も良いレストランです!!Mouniっていう所です!!!最高。

 

最後まで、ありがとう。

てな感じで、人の温かさを満喫しきってホテルに帰りました。

このホテルで、またしても温かい人に恵まれるのです。

このホテル、Twitterで繋がってお世話になった日本人の方が教えて下さった所なのですが、豪邸を貸し出している感じで、イメージRiadに似ていて、すごーく良い所でした。
もっとゆっくりしたかった。

唯一、Wi-Fiが壊れてて使えないのが、まじぃぃってなったんだけど、さっきのレストランもWi-Fiあったし、ホテルにビリヤードしに来ていたお兄さんがデザリングもしてくれて’If you need anything, just ask me, ok?’って言ってくれたので、全然いりませんでした。
大体、もうここまで来ると十何時間もWi-Fiないのに慣れてるので、ここでの数時間は別にって感じになっていました。

日本円で2000円しないくらいなのに、豪華な個室を頂いて、キングベッド、スモールベッド、ソファ、机が悠々とあって、しかもソファとテーブルの置いてある広いバルコニーまであるのです。
バスルームも部屋内でなく外付けで、とても快適でした。びっくり。
これたぶんホテルじゃないのね。Booking.comになかったし。
上記日本人の方のブログに書いてあるのを見つけ、取ってあったホテルキャンセルして変えたのです。

短い滞在時間だったのですが、本当に良い所でした。
次の朝も、(タクシー代をケチって1時間に1本の電車で行くため)6:30に出るって言ったら、’No problem~!’って言って、6:15に朝ごはんを用意してくれて、お庭のプールサイドのきれいなテーブルで優雅に朝ごはんを食べさせてくれました。信じられないでしょ。

別に、誰にも旅の最後だよって言ってないんだけど、ありえないくらいわがままし放題、プリンセスさせて頂いて、温かく送り出して頂きました。

カサブランカ、本当に良い所です。
さすが、アフリカの窓。
なぜあんなに評判が悪いのか、短い滞在時間では分かりませんでした。

てなわけで、今、アブダビに向かっています。常にぎりぎりだった私も、最後は(けちったおかげでw)空港で時間ができ、アブダビの天気を調べるくらい余裕がありました笑。
はい、あちらは現在37度、1週間40度快晴の日が続くようですwwwwwww

 

ついでに、小話。

飛行機乗ったら、スカーフ被ったムスリムの大群で占められていて、
「Who are they? What’s going on here?」
って聞いたら、みんなでメッカに向かう時期なのだと。軽く民族移動ですね。

私の席に違う人が座っていて、彼の席は違う女のおばさんが座っていてどうしてもその席が良いって譲らないんだとかw
遠足ですね。
結局、私は2席使ってくつろいでます。

このムスリム群は、最初こそ初めての遠足状態でざわついていたけど、以後すごくおとなしい(例外なくめっちゃくちゃうるさい中国人ツアーのおじさまおばさま軍団をイメージしていたので、何万倍もましでよかったーー)

しかもですよ、ランチ前のホットラップサンドが配られたのですが、彼らはラマダン中だから食べません!

余りまくっている。

で、チキンとチーズ選べて、チキンを選んだら、これがホッカホカでスパイシーでめっちゃ美味しいから、チーズも試せないかしら?って思って、
CAに「もし、もし余ってたらチーズも試したいのだけれどもHappen to be possible?」って聞いたら、
「もちろんよ!」って取りに行ったと思ったら、
「これもどうぞ~」ってチーズ2つ、チキン1つもってきてくれましたTT
なんと。
(追記:これが後でラマダン中のアブダビで私を救うのですTT)

そんなこんなで、

モロッコ大大大好きです!!!!

2 Replies to “カサブランカ~アフリカの窓で温かく送られて~”

  1. はじめまして。素敵な経験をされたんですね。私もモロッコに行きたいと思っているのですが、よろしければそのホテル(?)の名前と住所を教えて頂けないでしょうか。

  2. こんにちは!コメントありがとうございます;)

    調べてみたのですが、このカサブランカのホテルは、
    Carre Francais de Casablanca
    という所でした!

    Bon voyage, 良い旅を!♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です