ロマンチックな青い街シャフシャウエン~旅する恋の落とし物かな~

シャフシャウエン、一番好きな所です♡
そして、なんというか素敵で甘酸っぱい一日でした。
あまりにも好きな日だったので、タビレポとして動画を作りました。
この動画を観ると、幸せな思い出がよみがえってきます。

タビレポ!シャフシャウエン

割とあっさり6時間くらいでシャフシャウエンに到着(東アフリカで17時間バスに乗ってたりしたので、6時間くらい揺られるのはあっさりの部類なのである)。
ホテル着いたのは日の入り後だったので、お夕ご飯を食べに街に繰り出しました。こっちの場合、夜ご飯はだいたい8時過ぎからなので、まあちょうど良い時間ですね。

出会いをもたらした絶品レストラン

ホテルの人が’Just avoid the restaurants around the plaza because they are too touristy’って言ってたので、ほそーい道をちょっと入ってみたのが運命、素敵な出会いをもたらしてくれたレストランを見つけたのでした。

かなりローカルくさくて、中見てあまりにやばそうだったらやめよって思って中入ってみたら、結構観光客らしい人がいたので、チャレンジしてみることに。
最初ロンドンから来たカップルと相席だったのですが、ちょうど食べ終わって出て行ったので私が一人で座っていた所、目のあったアジアン系の男の子が’Do you wanna sit with us?’と声をかけてくれました。4人掛けのテーブルに、ボストンからのカップル二人組と、その男の子で座っていて、これから食べ始める所だったのです。私も誰かと話したかったし、英語で会話してたので、迷わず移動しました。

そこでの食事は非常に楽しかった。他愛もない会話ですけど。それぞれ何してるのかとか、これまでどんな旅をしてきたか、とか。
そして、料理がめっちゃくちゃ美味しかったんです。私以外の3人が口を揃えて、’Definitely the best food that we’ve eaten morocco.’ って言ってたので、本当に美味しいかったのだと思います。Trip adviserで有名なお店らしいので、みんなそれで来たらしいのだけど、私はたまたま通りがかったので、’You are a very lucky girl’って言ってました。だって、‘I am good at eating~’って言ったら‘fair enough’って笑ってましたけど。それはそうと、こうして私はAdonic君と出会ったのです。

ほろほろのビーフと野菜のうまみのたっぷり出たタジン鍋

なんか似たにおいを感じてしまった私たち

4人一緒にお店を出て、それぞれのホテルに向かって歩き出しました。ボストンのカップルとは先に別れたので、彼と二人で歩いて帰りました。

彼は、香港大学の4年生で、スペインのアルカンテでの交換留学がちょうど終わって、旅をしている所でした。
「なんでスペインだったの?」って聞いたら、「目をつぶって地図を指さしたらそこがアルカンテだったから」だそうで、スペイン語は全く知らなかったのに来てしまったっていうちょっと変わった子でした。口調も柔らかいし、全然そんな風に見えないんだけどね。
ちなみに、来てみたらアルカンテはboringな所で、週7でビーチバレーをしていたらしいです。だから真っ黒。次の日、きれいな街で写真をめっちゃ取りまくるんだけど、私はちゃんと人としてちゃんと映るのに、彼だけtoo darkで苦労しました笑。

で、帰り道話してた時に、就職とかどうするの?ってなって、「就職するよー」って言って’And you?’ と聞くと、’Do you know social entrepreneur?’って聞いてきて、「Of course.そういえば最近会社立ち上げたんだー」って言ったら、笑ってて、なにー??って思ったら、彼も会社立ち上げて、ビジネスやってるんだって!!なんか詳しくは理解できなかったけれど、私のsharing informationに対して、彼の場合はSharing education的な。児童文学とか教科書とかをもっとシェアできるプラットフォームを作ってるとか。就職はしないでそれでとりあえず頑張るらしいですー。すごいーーー。本気だわ。

ほんで、私のホテルの前で二人とも自然と足が止まったから、’Here is my hotel. Where is yours?’って聞いたら、めっちゃ笑ってここって指さしたのが私の真向いの所。なんかもう、お互い共通点が多すぎて、笑いが止まらなかった。

忘れない夜。心に響いた”Passionary”

‘We can talk more here then’って言うから、涼しいし外に腰かけてずっと喋ってました。割と深かったな。なんの拍子だったか、私が「モットーはね、’やらない後悔よりやった後悔。迷ったら前’って思ってる」って話したら、訳が伝わるかなって思ったけど、’Very deep’っていって共感してくれて、「彼のモットーと似てる」って言ってました。’What’s yours?’って聞いたら、“Passionary”って言ってて、それが左腕にタトゥーで掘られてるんですね。聞くと、’passion(情熱)’と’pas ordinary’をかけてるって言ってて、私の理解が間違ってなければ、pasって否定を表すので、not ordinaryってことだと思います。「情熱的であれ、そして普通であるな」ってことですね。かっこよくないですか。

そんなこんなで、そろそろ良い時間だねーって時に、’Do you wanna see the sunrise tomorrow morning?’って言ってきて、あ、山の街だしそんなのがあるんかって思って’Oh, ya sure!’って二つ返事で答えたんだけど、「で、何時?」ってなって、調べたら5:09だったのです。すでに今寝ても5時間眠れないじゃんって感じで、二人ともビビったんだけど、「やらない後悔よりやった後悔でしょ」って言われて、「まあそうね、私もバスでいっぱい寝たし!」ってなって朝日をみにいくことになりました。
’I’m sorry beforehand if I don’t wake up~’って言ったら「モニコする」っていうから本気なのねと覚悟を決めました。

青い街 注ぐ朝日を 一目見ん 我ら西向き 待ちぼうけかな

次の朝、起きてる?ってメッセしたら返事がないから、「I knew HongKonese are ねぼすけ」って思って、モニコしました。「なんで私がモニコしてんねん、このHongkongerめ」ってなってなったけど、すぐ起きてくれたんでまあよかったですー。

だいぶ明るくなってきたんだけど、5時くらいに出て、山を登りまくりました。途中で、なんとお部屋で履いてたビーサンのまま来てしまったことに気付いたけど、しょうがない。おかげで下りは手を繋いでもらう事になりました笑

街が一望できるスポットを見つけて、街の向こう側の山が赤く染まりだしていたから、私たちはここから朝日を眺めることにしました。岩に座って話してたんだけど、待てども待てども太陽が顔を出さない。ん??ってなって、iPhoneのコンパスで調べたら、真西を向いてて、あっlol 笑うしかなかったですwww

そのことを詠んだ一句がこちら

青い街 注ぐ朝日を 一目見ん
我ら西向き 待ちぼうけかな

普通にドジですわww

我々は、この赤くなった山の向こう側から日が昇ってくるものだと思っていたのである。

第二モーニングは街を見下ろすルーフトップで

さて、一眠りして、朝ごはんの時間になりました。(正確には、ホテルに戻ってお腹すきすぎたので、トイレで起きてきたマネージャーに「朝日みに山登ったらお腹すいちゃった」って言ったら、キッチンと冷蔵庫にあるものなんでも食べてよいよって言われたので(!)オレンジを丸々3個、ルーフトップで朝焼けを見ながら食べてました。)

さて、朝ごはん。ルーフトップで間近に迫る山を見上げ、朝日に輝く青の街を見下ろしながら、たっぷりと朝ごはんを食べます。いつものように生絞りのフレッシュオレンジジュースから始まり、3種類のパン(モロッコは旧仏領だけあってパン文化が豊かです)、野菜とハムと卵と3種類のチーズをコーヒーとともに頂きます。
フラットメイトのお友達も集まってきて、中国人2人、韓国人1人、私というPretty much East Asianなメンツで美味しく頂きました。会話が楽しくて、もっともっと時間があればよかったのに、って思うほど後ろ髪をひかれながら、別れました。

街を見下ろすルーフトップでの朝ごはん。

最後のひと時

そして、彼と再び待ち合わせて、街に繰り出しました。Palace的な所に登って、山と街を一望するスポットでゆっくりしたり、あらゆる青のストリートで写真を撮ったり。

シャウエンの人たちって本当に親切で愛らしい。しかもお茶目で、道を聞いても水を買っても、彼に向って’Very beautiful, very beautiful girl’っていうんですよ。で、その後に、私に向って「彼良い体してるね、sportif」っていうんです。反応に困るわ~。昨日会っただけなんだよ~的な。

そんなこんなでお昼は、例のレストランに帰ってきました笑。私は新しい所チャレンジしても良いと思ったんだけど、’Let’s just stick to the original one, pursuing quality’ってことで、再訪。ここの店員さんに私えらく気に入られていたので、帰ってきてすごーく喜んでもらえました。彼は、私が他の店員さんにオーダーしようとすると、それ奪うし、私たちの写真撮ってって他の人に頼んだら、僕が上手だからって言って撮ってくれたり、おまけに、前菜のスープやアントレが大盛りになってました笑。ラストランチは、私が気になっていたチキンパステラ、彼のお気に入りのTuna Tajine、他に驚くほどthickなBean soup、茄子のマリネ。どれも信じられないくらい美味で、ものすごーく心もお腹も大満足。で、一人700円くらい笑。

このランチの時に、私が「シャフシャウエン大好きだわ~」って言ってたら、彼が、’I like today’ってぽろって言ってて、なぜかとても幸せを感じました。‘Same here’って心から思います

それから、撮った写真群を見ていて、彼がSNSに上げるのどれが良いか選んでって言うから、選んであげてたんです。で、インスタに上げたんじゃ私見れないって言って、FBのプロフ画にするって文脈で、’Just for you’って言われて、How sweatとまたなぜかこんなことで嬉しくなりました。
んで、ホテルまでの帰り道、まじで時間なくなってバス乗り遅れるってなってたんだけど、「いや、これは無理だからいっそ乗り遅れた方がよい」ってからかわれた時に、’that means you don’t want me to leave here~??’って言ったんです。そしたら、’Yes’ってストレートに応えられて、逆に照れて’Nooo, I will go’って、例の私の悪い癖でコールドに返してしまうのでした。

旅する恋の落とし物

そんなこんなで、またこれ切なくなるような別れ方で別れ、シャウエンという素晴らしい街をあとにするのです。
その時の一句がこちら。

街を去る 心に広がる 切なさは
旅する恋の 落し物かな

(昼下がり、街を去るバスが走り出した瞬間、心に広がる切ない気持ちは、あまりにロマンチックな街で幾度となく恋に落ちかけた心を表しているのだろうか。それとも美しい青い街並み、心豊かな人々との別れがただただ惜しいのかもしれない。
旅は1つ1つが一期一会と分かっているものの、それでもなお何か残して来てしまったような気持ちが消えないことよ。)

旅は全てが一期一会なんですよね。それはこの人だけじゃなくて、会ったすべての人、場所がそう。私の旅を彩ってくれた数々の人と場所、絶対に再現性がないんですよね。前の記事にも書いたけど、奇跡の連続。だからこそ尊く、美しい。でもそれがわかってても、やっぱり切なく、別れがさみしいです。

青く塗られた山間の街は、見た目も心も美しかったです。

とはいうものの、実際彼とは一期一会ではないと思います。彼自身は、この後イタリアとかギリシャとかその辺回って、ヨルダンに行くらしいんですけど、私もめちゃ死海行きたかったから「ジョインしようかなー」って言ったら、割と本気にしてるから行くかもしれないし笑、(しかも後までYou are crazy enough to come to Jordanって言ってたしww)、7月の終わりにちょうど香港寄ってからベトナムのダナン行こうと思ってたから、そこで間違えなく会えるしね。

という事で、ロマンチックな街、シャウエンを離れ、アフリカ最北端、タンジェに来ました。
この一泊だけ、独身貴族を思わせる、海に面したゴージャスなホテルを取ってあるので、明日は部屋のバルコニーから朝日リベンジをします笑。

 

P.S. 6月10日追記
恋の落とし物とか言ってますが、そんな恋とかではないので!笑
やだこれ、後で見て恥ずかしくなる奴や~TT

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