『ウェブ進化論』ネットの本質を突いたキレと背中を押してくれる力強さを持った本

とある内定を下さった企業が、お土産にどうぞってくれた沢山の本たちの中にあったので、私あんま普段本読む人ではないのですが、読んでみました。

梅田望夫さんの『ウェブ進化論』。

刊行が2006年と、ネットを語るには古すぎでは!?っていうくらい前の本なのですが、めちゃくちゃネットの本質を突いている気がします。
そして、逆に2006年の時点で、これを書けてるっていうのがものすごい先見の明がある事を証明してるし、現状と比較しながら読むとさらに面白いです。
「いや~、その通り、Googleは狙い通りやり切ってここまで来ましたよ」とか、ブログがうんたらって言ってる所に対しては「いや、実は、FacebookとかTwitterとかいうSNSなるものが登場して、世界を覆いつくしているんですよ」ってツッコミを入れながら読んでるの。

ちなみに、筆者自身は、外コンに勤めつつ社内ベンチャーでシリコンバレーに渡って以来、ずっとシリコンバレーにいました。その視点で日本を見てるので、変化していくネットに対する世界と日本の対応の違いとか、企業のあり方の比較がすごく明晰です。

内容はこんな感じ!

書いてある内容はこんな感じ。
(私のメモ用なので、要約と思わないでください~TT)

第1章 ネット革命の本質。要は今までと「(≒無限大)×(≒無)=Something」って点で違いますよって感じのことが書いてある。
こんなの知ってるって人もいると思うけど、私にとっては新鮮でした。確かに、今まで実感としてなんとなく感じてきたことが言語化されて、ああそうかって感じ。

第2章 グーグルが知の世界を再編するって話。「あちら側(私は、今でいうと’クラウド’をイメージしてました)」の発展。

第3章 ロングテールとWeb2.0。ネットによって、今までは埋もれてたものが価値を帯びたり、従来情報が送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、双方向に誰もが発信できるようになった。

第4章 ブログと総表現社会。ブログによって、名もない一般人が、不特定多数の人に情報や意見を発信する事が出来る様になった。あとは、玉石混交の中で玉をどうやって見分けるの?だったり、情報をどこまで信じるかといった問題がある。
今、2017年はGoogleのSEO技術すごいからより玉を見つけやすくなってたりする一方で、信頼性はうーん、ウェル〇問題とかもあるしなー、でもだからといって新聞・テレビが絶対なの?って感じですかね。個人的には、新聞・テレビって結局スポンサーついてるから第三者性怪しいんじゃないかと、例えば原発の報道とか見てて思いますねー。

第5章 オープンソースとマスコラボレーション。これはすごい。抽象的に言うと、不特定多数の「個」が集積していくと、「全体」の価値になるっていう話。これこそネットの本質では

第6章 ウェブ進化と世代交代。ビルゲイツ(=「こちら側(たぶんパッケージ型とかそういう事)」の創業者)が1955年生まれ、グーグルのラリーページとセルゲイブリン(=「あちら側」)が1973年生まれ。18年周期だとすると、次の世代交代は、1991年。私が94年生まれなので、私たちの世代じゃないか!!!と思って、背筋が震え、ワクワクが止まりませんでした。

最後に、シリコンバレーにあって日本にないものとして、若者の果敢な行動や創造性を刺激する「オプティミズムに支えられたビジョン」を指摘しています。
全く新しい事を前にして、いくつになっても前向きにそれを面白がり、積極的に未来志向で考え、何か挑戦したいと思う若者を明るく励ます。これこそ、「大人の流儀」たるオプティミズム、だそうです。

なるほど。まあ今の日本の現状を社会として経験してないし、10年経って変わってるかもしれないけど、そうなのか~と思いました。私なんか、良くも悪くもばっちりそういう若者で、挫折がない故の極度のオプティミストで、新しい事が好きで好きでしょうがない人だから、シリコンバレー行った方が良いのかしら。やってける自信0だし、私の場所じゃないって思うけど。

それはそうと、すぐ読めちゃうけど、かなり本質的だと思ったので、一読をお勧めしますー。ちょいちょい今の現実と合わない箇所はあるにせよ、とっても勉強になりました。この本をお土産にくれるってナイスセンスですね!

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